痛くない鍼灸治療とは

私はうつ病と医師に診断され会社を休職しました。そこからうつ病を治療して復職することができました。その際にうつ病の治療のため受けた痛くない鍼灸治療について一般的な鍼灸治療との違いを比べながら紹介します。

そもそも鍼灸治療とは何か?

経穴(ツボ)に鍼(はり)を刺したり、お灸(もぐさを燃焼させた熱で暖めること)を行って身体に刺激を与えて、身体に備わっている病気を治す力(自然治癒力)を高めて病気を治す治療法になります。

また継続的に治療を受けることで免疫力が上がり、病気になりにくくなります。※1

世間で一般的な鍼灸治療法とは

まず鍼灸師が患者の病名や症状を問診します。問診した内容から適切なツボを探して数ミリの細さの鍼を刺したり、お灸をしたりします。

治療の流れは大まかに

  1. 問診(症状を聞かれる)。
  2. 1.で確認した体調から最適なツボを決めて鍼を刺し、少し待つ。
  3. 鍼を抜いた後に、体の症状に合わせてお灸をする。

治療の原理は体にある症状(患部)に関係するツボや筋肉に小さな傷をつけることで体がその小さな傷を治すため血流を増やそうとします。そうすると患部やその周りの血流が良くなることで患部の治りが早くなるということです。痛みが出ているところに直接アプローチすることがほとんどです。

治療院によっては全身のマッサージをしたり、鍼に電気を流して筋肉に刺激を与えたりしています。

適応症(治療で効果が出やすい症状のこと)は主に肩凝り、腰痛、神経痛、関節痛なと、筋肉のこりや痛みの伴う症状です。

鍼を体に刺すとあるが痛くないのか?

結論から言うと痛いことが多いです(痛みの大小はあります)。一般的に鍼灸治療のために鍼で体に小さな傷をつけています。そのため、どんなに優れた鍼灸師でも患者の体の状態や刺す場所によっては痛みが出てしまうことがあります。

私も過去に経験がありますが、鍼を刺された瞬間のチクっとした痛みと、刺された場所によっては体に負荷がかかるような感覚になることがありました。

こういった痛みに耐えられるようでしたら、一般的な鍼灸治療を試すのもよいと思います。肩こりや腰痛の治療に大いに貢献してくれるでしょう。

しかし、痛いのが嫌で鍼灸治療を試せない人がいると思います。そういう人にはお勧めの鍼灸治療法があります。

痛くない鍼灸治療法

鍼灸治療では鍼を刺すのでどうしても痛みが出てしまうと説明しましたが、痛くない鍼灸治療法があります。それは「脉診流経絡治療」と呼ばれる治療法です。

鍼治療にはいくつかの流派があり、その中の1つが「脉診流経絡治療」です。

治療法

どういった治療法かというと

  1. 脉診を中心とした四診法(望診・聞診・問診・切診)により、病気の根本原因を見つける。
  2. 少ない鍼数で体のバランスを調整する。
  3. 体のバランスを整えることで自然治癒力を高めることで病気を治す。
    ※2

簡単にまとめると、脈など体の状態を診て病気の原因を見つけ、鍼やお灸で体のバランスを整えることで、患者自身の病気を治す力を高めて病気を治す、ということです。

具体的な治療法については私の経験した痛くない鍼灸治療の流れを紹介します。

  1. 問診(体調を聞かれる)。
  2. 脈診(体調を脈を見て把握する、1分くらいじっくりと行う)。
  3. 腹診(お腹全体を触れて体の状態を確認する)。
  4. 2.と3.で確認した体調から最適なツボや体の部位を決めて鍼をあてる
  5. 2.と3.で確認した体調から最適なツボや体の部位を決めてお灸をする。
  6. 2.~5.を繰り返して治療が終了する。

治療の流れを診てもらうとわかりますが鍼をツボに刺すのではなく、当てる(触れる)だけなので痛みが出ることがありません。それどころか鍼が当たっていることをほとんど感じられないほどです。

お灸についても実際に体に当たっている部分はほのかに温かく感じる程度で熱いと感じることはありません。それくらいやさしい治療法となっています。

適応症(治療で効果が出やすい症状のこと)

腰痛、神経痛、関節痛なと、筋肉のこりや痛みはもちろん、風邪や腹痛、花粉症、眼精疲労などの日常的な不調であったり、うつ病や不眠、自律神経失調症などの難病や体の冷えやだるさなどの不定愁訴(病院では原因不明と診断される体の不調)などあらゆる疾患(病気)に対応できます。

嘘みたいな内容が書いてありますが、ここに書いてある具体的な病名は私がすべて経験した病気や不調の内容になります。

治療効果

治療院の先生にもよりますが、治療終了後にすぐに効果が出ていることが体感できることが多いです。

自覚症状があればその症状が楽になっていることを感じますし、自覚症状が無くても体が軽くなったように感じられます。

継続的に治療を続けることで病気の根本原因を治せますし、病気の治療のついでに普段気になっていたちょっとした不調も一緒に治っていることがほとんどです。(私の場合は花粉症やストレートネックなど)

こちらに関しては実際に体験してみないとわからないと思います。少しでも気になった方や不調や病気に悩まされている方はぜひ一度体験してみることをお勧めします。

一般的な鍼灸治療と痛くない鍼灸治療の違いのまとめ

ここまで一般的な鍼灸治療と痛くない鍼灸治療について説明してきましたがこの2つの治療の違いについて簡単にまとめます。

治療法

  • 一般的な鍼灸治療は鍼を体に刺して、血流を改善させることで患部の治療を行う。
  • 痛くない鍼灸治療は鍼を体に当てて、体のバランスを整えることで病気の根本原因を治療する。

適応症

  • 一般的な鍼灸治療は主に筋肉系や痛みのある症状。
  • 痛くない鍼灸治療はあらゆる体の不調や疾患(病気)。

痛くない鍼灸治療は患者が痛みを伴うことなくあらゆる病気が治療できる良い治療法であることがわかります。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

一般的に鍼灸治療と言えば、鍼を体に刺したり、熱いお灸を体に当てたりして治療するイメージの方が多いかと思います。

しかし今回紹介した痛くない鍼灸治療は鍼は体に当てる(触れる)だけですし、お灸も温かさを感じる程度なので痛みにおびえることなく安心して受けられる治療法となっています。

痛くない鍼灸治療は一般的にはあまり知られていないようですが、私の経験上でこれ以上の治療法はほぼありません。(ほぼというのはもう1つだけ同様の効果がだせる治療法があるからです)。

何度も言うようですが、痛くない鍼灸治療はあらゆる疾患(病気)に対して明確に効果のある治療法です。信じられないと言う方もいらっしゃると思いますが、一度治療を受けてみればわかります。

体の不調で困っている、病気が治らなくてつらい状況なのであれば、試しでもいいので一度近くにある鍼灸院を探して治療を受けてみてください。体調が良くなることを実感できるはずです。

脉診流経絡治療を行っている治療院を探せるリンクです。
会員の治療院: https://www.toyohari.net/chiryoin ※3

こちらに載っていない治療院もありますので、後日探し方をお伝えできればと思います。

これからも皆様に少しでも参考になる内容をお伝えできればと思っています。皆様の明日がより良い日になることを願って。

参考
※1: https://www.harikyu.or.jp/acupuncture/acupuncture-02/
※2: https://www.toyohari.net/about/myakushinryu/
※3: https://www.toyohari.net/chiryoin

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