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休職〜復職でやってよかったこと・後悔したこと|うつ病体験談

休職〜復職でやってよかったこと・後悔したこと|うつ病体験談

春来

「休職中、何をしたらいいかわからない…」「復職後もうまくやっていけるか不安…」そう感じていませんか?

この記事では、うつ病で休職〜復職した私が実際にやってみてよかったこと・後悔していることを休職中・復職後それぞれの時期に分けて解説します。読み終わるころには、各時期に取り組むべきことと避けるべきことの判断がしやすくなるはずです。

休職中にやってよかったこと

痛くない鍼灸治療を受け続けた

休職中の回復に最も大きく貢献したのが、痛くない鍼灸治療(脉診流経絡治療)(鍼を刺さずにツボに当てるだけの、東洋医学に基づく治療法)です。

治療を受け始めて1週間ほどで、「運動しよう」という気持ちが自然と湧いてきました。それまでは「散歩しろ」と言われても体が動かなかったのに、鍼灸後は抵抗感なく散歩に出られるようになったのです。体から変わることで、心も動き始める感覚がありました。

痛くない鍼灸治療の詳細はうつ病を痛くない鍼灸治療で良くするためにやったことで紹介しています。

漢方薬を取り入れた

体質改善のために漢方薬局の漢方薬を取り入れました。精神科の薬とは異なり、体全体のバランスを整えるアプローチで、鍼灸治療との相性もよかったです。

漢方薬局では初回に1時間以上かけてカウンセリングをしてもらい、食事・睡眠・体の冷えなど生活全般のアドバイスもいただけました。薬を渡して終わりではなく、養生法まで含めてサポートしてもらえたことが大きかったです。

漢方薬局の選び方は漢方薬局と一般薬局の違いとは?目的別の選び方を解説を参考にしてください。

毎日散歩する習慣をつけた

鍼灸治療で体に変化が出てきてから、毎日の散歩を習慣にしました。

大切なのは「頑張りすぎないこと」です。散歩後に「なんだか気分がスッキリした」と感じる程度を目安にしました。体がだるいと感じる日こそ短い時間でも散歩に出ると、終わった後に驚くほど楽になることがあります。

体を動かすことで睡眠の質も上がり、夜の回復がより深まっていきました。

散歩の効果や続け方は散歩のすすめ|休職中に毎日歩いて3ヶ月で体が変わった実感で詳しく紹介しています。

睡眠リズムを固定した

寝る時間と起きる時間を固定することで、体内時計を整えました。

眠れない夜は「寝なきゃ」と焦るほど逆効果です。そういうときは布団の上でゴロゴロしながら、ゆったりした音楽やラジオを流して自然に眠気が来るのを待ちました。昼間に散歩ができていれば、体が程よく疲れているので自然と眠れるようになります。

睡眠リズムの整え方は睡眠リズムの整え方|休職中にうつ病回復の土台をつくった体験で詳しく紹介しています。

焦らず「休む」ことに専念した

休職当初は「早く治さなければ」という焦りが常にありました。しかし回復に波があることを理解してからは、体調が良い日も悪い日も焦らずに過ごすことを意識しました。

「休むことへの罪悪感」はほとんどの人が感じると思います。私もそうでした。ただ、休職中に休むことは怠けではなく治療の一部です。焦って動いても回復は早まらず、むしろ遅くなることの方が多かったです。

読書で考え方を柔軟にした

本と言っても何でもよいわけではありません。うつ病になる人は、考え方に柔軟さが足りない傾向があると私は感じています。そのため、考え方の柔軟さを学ぶための本を読むことが大切です。

実際に私も読書を通じて、偏った考え方に気づいたり、「考えても無駄なこと」と「考える必要があること」を切り分けられるようになりました。生きることが楽になったと感じています。社会復帰してからも、そこで学んだ考え方のおかげで会社のストレスをうまく受け流せていると感じています。

休職中にやらなければよかったこと

体調が回復したと感じて無理をした

休職中は「良い日」と「悪い日」を繰り返しながら回復していきます。良い日が続くと「もう治った」と感じて動きすぎてしまいがちです。

しかし回復はゆるやかな右肩上がりではなく、波があります。調子の良い日に無理をすると、翌日以降に強い反動が来ることがあります。良い日こそ8割程度に抑えるくらいがちょうどよいです。

仕事と健康の関係については仕事の過労から体を守る考え方も参考にしてください。

仕事のことを考えすぎた

休職初期に「会社に迷惑をかけている」「早く戻らなければ」「同期と比べて遅れてしまう」という考えが頭から離れず、仕事のメールを確認したり、同僚の状況が気になったりしていました。

体調が悪い状況で、体に悪いことを考えていたら、回復が遅れてしまいます。休職中に仕事のことを考えても解決することは何もありません。休職期間は会社ではなく自分の回復に集中する時間と割り切ることが大切です。

仕事は会社の誰かがやってくれるのでなんとかなります。しっかり休みましょう。

夜にスマホを長時間見ていた

眠れない夜に「何かしたい」とスマホを見始めると、画面の光で覚醒してさらに眠れなくなります。眠れないのに頭を覚醒させるのは間違ってますね。

スマホを見るのではなく、前述のとおりラジオや音楽を流してゴロゴロするのが正解でした。

復職後にやってよかったこと

痛くない鍼灸治療を受け続けた

体調が良くなってきたからといって、治療を止めるのは禁物です。仕事は休職中よりも気力も体力も使います。せっかく時間をかけて整えた体調が悪くなってしまわないよう、仕事に負けない体を維持するためにも継続して通い続けることが大切です。

漢方薬を取り入れ続けた

鍼灸治療と同様、体質改善のために飲み続けることは非常に大切です。体に入れるものなので、継続することで少しずつ体が整っていきます。

睡眠リズムを固定した

休職中と同じことですが、睡眠の質が良ければ体も心も回復しやすくなります。休職中と全く同じリズムは難しいと思いますが、仕事をしながらでも継続できる睡眠リズムを見つけて実践しましょう。

足湯で体を温めた

私はもともと体が冷えやすい体質だったため、毎朝・昼の足湯を習慣にしました。

最初は皮膚の表面が温まる程度でしたが、1ヶ月続けると足先からお腹まで温まるように。2ヶ月後には指先まで温まるようになりました。

手間がかからない点も続けやすいポイントです。お湯の量は少なく、着替えも不要で、後片付けも桶を洗うだけです。

足湯の効果や方法は足湯のすすめ|うつ病休職中に冷えの改善を実感した体験談で詳しく紹介しています。

週末は体を動かす(好きなスポーツをやる)

理想は毎日散歩を30分程度でしたが、デスクワークでない仕事ではなかなか難しいです。そのため、週末に自分の好きなスポーツをすることにしました。好きなスポーツであれば無理なく続けられます。

スポーツが苦手であれば、休日に散歩をするのが良いと思います。近場への観光も意外と歩くので、気分転換と運動を兼ねられておすすめです。

自炊して体が美味しいと感じるものを食べる

復職後にやっていることで、意外と大切だと感じていることです。自分の体が美味しいと感じる食材を使って、自分の好きなものを作って食べる。

漢方薬と同様、体に入れるものなので、自分に合ったよいものを食べることが体に好影響を与えます。毎日でなくてよいので、好きなものを一から作って食べることをやってみてください。料理を趣味にできると、経済的にもよいことだらけですよ。

復職後にやらなければよかったこと

体調が良くない日に無理して仕事をする

復職後に体調が悪くなったと思われたくなくて、風邪などの体調不良のときに休まずに仕事をしたことがあります。

体調が良くないときに仕事をするのは百害あって一利なしです。体調はさらに悪化する上に、集中力が低下してミスも増えます。体調不良はだれにでもあることなので、無理せず休むようにしましょう。

他人との比較

休職していたということは、同期と比べると仕事のスキルに差が開いてしまっています。私も復職直後は、つい同期との比較をしてしまいました。

しかし、その比較は本当に必要でしょうか。休職中に自分の体と向き合ってきたのであれば、他人との比較が無意味であることはわかるはずです。自分が職場でできる仕事を増やしてスキルアップすることに集中するほうが、ずっと意味があります。

仕事に慣れる前に趣味を優先しすぎた

「仕事を頑張っているんだから趣味くらいやらせてほしい」——復職直後、そう思って無理に趣味の時間を作ってしまいました。

しかし、仕事で体は確実に疲れています。特に復職直後は、体がまだ職場のペースに慣れていない時期です。仕事に体が慣れてから趣味は再開するほうが、無理なく長く続けられます。

まとめ

休職〜復職でやってよかったこと・やらなければよかったことを整理すると以下のとおりです。

【休職中】やってよかったこと

  • 痛くない鍼灸治療を継続して受ける(体から心の回復につながった)
  • 漢方薬を取り入れる(体質から整えるアプローチが有効だった)
  • 毎日散歩する(頑張りすぎず継続することが重要)
  • 睡眠リズムを固定する(焦らず自然な眠気を待つ)
  • 焦らず休むことに専念する(休むこと自体が治療)
  • 読書で考え方を柔軟にする(生きることが楽になった)

【休職中】やらなければよかったこと

  • 調子が良い日に無理をする(翌日の反動が来る)
  • 仕事のことを考えすぎる(回復の妨げにしかならない)
  • 夜にスマホを長時間見る(睡眠の質を下げる)

【復職後】やってよかったこと

  • 痛くない鍼灸治療を受け続ける(体を維持するために継続が大切)
  • 漢方薬を飲み続ける(体質改善は時間がかかる)
  • 睡眠リズムを固定する(仕事に合わせたリズムを見つける)
  • 足湯で体を温める(冷えやすい体質の改善に有効)
  • 週末に好きなスポーツ・散歩で体を動かす
  • 自炊して体が美味しいと感じるものを食べる

【復職後】やらなければよかったこと

  • 体調が良くない日に無理して仕事をする(百害あって一利なし)
  • 他人と比較する(自分のスキルアップに集中する方が有意義)
  • 仕事に慣れる前に趣味を優先しすぎる(体が慣れてから再開する)

休職〜復職の道のりは人それぞれですが、体験談が少しでも参考になれば幸いです。焦らず、今の自分にできることから一つずつ取り組んでみてください。

これからも皆様に少しでも参考になる内容をお伝えできればと思っています。皆様の明日がより良い日になることを願って。

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⚠️ 免責事項 この記事は筆者の個人的な体験をもとにした情報提供です。病気を良くする方法として鍼灸・漢方という選択肢があることを知っていただくことを目的としており、病院での治療を否定するものではありません。治療方針については必ず医師または専門家にご相談ください。

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この記事を書いた人

春来(はるき)

IT企業SE・30代。うつ病で休職後、鍼灸・漢方との出会いを経て復職。病院以外の選択肢があることを、実体験をもとに発信しています。

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