ブログアイコン うつ病・体の不調を乗り越えた体験記

鍼灸・漢方・自然療法・健康な毎日

Facebook X はてな LINE
休職中期の頃(1)|鍼治療を始めた理由と3か月後の体調変化

休職中期の頃(1)|鍼治療を始めた理由と3か月後の体調変化

春来

うつ病の治療で薬以外の方法を探したことはありませんか?

この記事では、私が休職2か月目から鍼治療を始めるまでの経緯と、3か月間の治療経過をお伝えします。うつ病で休職した経験をもとに書いています。読み終わるころには、休職中に鍼治療を選んだ理由と実際の効果がイメージできるはずです。

時系列では「休職初期の頃」の次になります。前の記事:休職初期の頃 次の記事:休職中期の頃(2)

鍼治療を始めた理由

大学院時代の鍼治療経験

「なぜ休職してしまったのか」には記載していませんでしたが、大学院時代に心療内科の医師に鍼灸院をすすめられ、2か月ほど通っていた時期がありました。鍼を体の不調部分に刺して血流をよくするというものです。

鍼治療自体は一定の効果はあったものの、学生時代ということもあり金銭的に続けるのが難しく、2か月で終了してしまいました。

今回の休職期間は社会人として働いた貯蓄と傷病手当金がありましたので、再び鍼治療を行おうと考えました。実家から一番近い鍼灸院を探して、うつ病の治療ができるか電話で問い合わせました。

ここで、休職してから希望が見えなかった日々に初の転機が訪れます。

T先生との出会い

実家から一番近い鍼灸院に電話をしたところ、電話口に男性が出られました。この方が鍼灸院の先生です(今後はT先生と記載します)。

以下が電話でのやり取りです。

春来

もしもし、春木です。こちらの鍼灸院ではうつ病の治療はできるのでしょうか?

T先生

うちではうつ病の患者を何人も治してきた。うつ病以外でもなんでも治せるよ。

家から近いなら今ちょうど空いてるからすぐ来な。

T先生に言われるまま、急いで治療院に向かいました。

痛くない鍼治療の内容

治療院に到着すると治療室に案内され、治療着に着替えました。準備が終わるとT先生が来て、治療内容を簡単に説明してくれました。

  • 体の不調については問診・触診・脈診で把握する
  • 鍼はツボに当てるだけで刺さない

「鍼を刺さない?ツボに当てるだけ?」それだけでうつ病が治るのかと思い、半分不安・半分期待で治療を受けてみました。

1回の治療の流れは以下のとおりです。

  1. 問診(その日の体調を聞かれる)
  2. 脈診(その日の体調を脈から把握する)
  3. 問診・脈診から最適なツボを決めて、鍼をツボに当てる
  4. 体の中の変化を感じ取る(T先生独自の手法。正直なんとなくしかわからなかったです)
  5. 3と4を何回か繰り返して治療終了

初めて治療を受けた感想は「何となく調子が良くなっている」でした。薬より病気を治せる希望を感じ、T先生の「3か月あれば十分治せるよ」という言葉を信じて、3か月間鍼治療に専念することを決めました。

また「体の中の変化を感じ取るために、頭がぼーっとしてしまう抗うつ薬はやめてくれ」と言われました。薬をやめたかった私にとって、この治療は最適に思えました。2週間かけて断薬し、鍼治療を続けていくことになります。

鍼治療3か月後の体調

T先生が言っていた3か月を過ぎたころ、ストレスが極限までかからない環境での体調は以下のとおりでした。

  • 睡眠薬を飲まなくても夜は眠れる
  • 抗うつ薬を飲まなくてもやっていける
  • 車を30分は運転できる
  • 散歩を15分は継続できる

休職前と比べると良くなっていますが、病気が治ったとはいえない状況でした。

T先生には「お前はある程度までは良くなったけど、そこから先がうまくいかない。なんか治しづらいんだよな」と言われました。3か月前と言っていることが違うと思いながらも、鍼治療をできる人はT先生だけだと思い込んでいたため(本当はそんなことはありませんでしたが)、鍼治療を継続していくのでした。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

当時を振り返ると、この時期はまだ復職など到底できるような状態ではありませんでした。薬をやめたい一心で鍼治療を始めたものの、3か月経っても完治には至らず、とても辛かったことを覚えています。

次回は、鍼治療のサポートとして何ができるかを探し、実践していった時期のことをお伝えします。

これからも皆様に少しでも参考になる内容をお伝えできればと思っています。皆様の明日がより良い日になることを願って。

関連記事

⚠️ 免責事項 この記事は筆者の個人的な体験をもとにした情報提供です。病気を良くする方法として鍼灸・漢方という選択肢があることを知っていただくことを目的としており、病院での治療を否定するものではありません。治療方針については必ず医師または専門家にご相談ください。

この記事が役に立ったらシェアしてください

春来のプロフィール画像

この記事を書いた人

春来(はるき)

IT企業SE・30代。うつ病で休職後、鍼灸・漢方との出会いを経て復職。病院以外の選択肢があることを、実体験をもとに発信しています。

プロフィールを見る →