ブログアイコン うつ病・体の不調を乗り越えた体験記

鍼灸・漢方・自然療法・健康な毎日

Facebook X はてな LINE
休職中期の頃(2)|3つの漢方薬局を試してわかったこと

休職中期の頃(2)|3つの漢方薬局を試してわかったこと

春来

うつ病の治療で薬以外の方法を組み合わせようとしたとき、漢方薬はどれくらい効果があるのでしょうか?

この記事では、私が休職中に鍼治療と並行して3か所の漢方薬局を試した体験をお伝えします。うつ病で休職した経験をもとに書いています。読み終わるころには、漢方薬局ごとの処方と効果の違いがイメージできるはずです。

時系列では「休職中期の頃(1)」の次になります。前の記事:休職中期の頃(1)

鍼治療に加えて試したこと

T先生のもとで鍼治療を継続することに決めましたが、症状が改善しきらない状況を変えようと、並行して別の方法も試すことにしました。それが漢方薬です。

漢方薬を試した理由

このブログを読んでいただいている方の中には、「また漢方薬に頼るのか。前に病院の先生に『あなたは漢方薬が効かない体質です』と言われたじゃないか」と思う方もいるでしょう。

しかし、私自身が調べた結論として、痛くない鍼治療と漢方薬の治療概念の根底にあるものは同じだろうと考えました。(治療に関しては私は素人なので的はずれなことを言っている可能性があります。気になる方はご自身で確認してください。)

T先生も「患者1人1人に合わせた治療を行うことで病気は治っていく」と言っていました。鍼治療と漢方薬の概念が同じであり、かつ鍼治療に一定の効果があるのなら、正しい漢方薬を選べさえすれば必ず効果があるはずです。「正しい漢方薬を選べれば必ず効果がある」と実感できたのは復職2か月前の話になりますが、それはまた別の記事でお伝えします。

自分の考えを信じて、鍼治療と並行して自分に合った漢方薬探しを始めました。休職4か月目から休職1年になるまでに、3か所の漢方薬局に通うこととなります。

病院ではなく漢方薬局に行く理由

過去の経験から、病院の先生は西洋薬をメインとした治療を行うことが多く、漢方薬に詳しい先生は少ないと感じていました。そのため、漢方薬を専門とする漢方薬局に行くほうが自分に合った漢方薬を見つけやすいと考えました。

私が通った3か所の漢方薬局について、処方内容と効果を1つずつ記載していきます。

A漢方薬局

最初に通った漢方薬局です。本来は不妊治療を得意とする薬局でしたが、うつ病にも対応しているとのことで予約をして向かいました。

漢方処方までの流れは以下のとおりです。

  1. 問診表に困っていることを記載。
  2. 担当の漢方の先生が問診表をもとにカウンセリングを行う。
  3. カウンセリングの結果から漢方薬が1つ選ばれ、2週間分購入して服用。
  4. 2週間後に改めて漢方薬局に行く。以降2〜4を繰り返す。

A漢方薬局の漢方薬はエキス剤(病院で処方される粉状のもの)でした。3か月ほど通いましたが、別の漢方薬局に替えることとしました。

理由は、勧められた漢方薬を飲み始めてしばらくすると胃が焼けるような感覚に襲われるようになったからです。薬局で相談しても「漢方薬の選択としては間違っていないはずなんだけど、おかしいね」と言われるだけで、体に合っていないことを実感しているのに改善してもらえませんでした。

自分に合った漢方薬を見つけるため、別の漢方薬局に行くことにしました。

B漢方薬局

「どんな体の症状でも対応する」とホームページに書いてあったため、電話予約をして向かいました。

漢方処方までの流れは以下のとおりです。

  1. 問診表に困っていることを記載。
  2. 担当の漢方の先生が問診表をもとにカウンセリングを行う。
  3. カウンセリングの結果から漢方薬が1つ選ばれ、1週間分購入して服用。
  4. 1週間後に改めて漢方薬局に行く。以降2〜4を繰り返す。

B漢方薬局の漢方薬は煎じ薬(生薬を配合した袋をやかんで煎じたもの)で、A漢方薬局とは別の処方でした。

1か月ほど通った結果、また別の漢方薬局に替えることとしました。理由は、飲み始めて1週間後くらいに体の表面が冷たくなっていく感覚に襲われたからです。「漢方薬の選択としては間違っていないから、生薬の配合量を調節する」と言われ3週間ほど調整を続けましたが改善しませんでした。

A漢方薬局よりやめるのが早いと思われるかもしれません。煎じ薬はエキス剤よりも効果が早く出やすいため、体に合っているかどうかの判断が早い段階でできたためです。

C漢方薬局

咳・のどの痛み・鼻水・花粉症など、内科のような幅広い症状に対応する漢方薬局でした。

漢方処方までの流れは以下のとおりです。

  1. 問診表に困っていることを記載。
  2. 担当の漢方の先生が問診表をもとにカウンセリングを行う。
  3. カウンセリングの結果から漢方薬が2つ選ばれ、1か月分購入して服用。
  4. 1か月後に改めて漢方薬局に行く。以降2〜4を繰り返す。

C漢方薬局の漢方薬はエキス剤かつ、A・B漢方薬局とは別の処方でした。1か月ほど経過した頃、劇的な変化はないものの今までよりは調子が良くなっていることを感じ、継続して通うこととしました。

漢方薬局選びについて

前述のとおりC漢方薬局に決めましたが、正直なところ漢方薬局探しに十分に満足できたわけではありませんでした。

妥協せざるを得なかった理由は3つあります。

  • 漢方薬を試して効果がわかるまで時間がかかること。
  • 自力で通える距離に他の漢方薬局がなかったこと。
  • 漢方薬局探しに疲れていたこと。

特に3つ目ですが、休職しなくてはならないほどの不調の状態での行動でしたので、自分に合った漢方薬(薬局)を見つけられないでいるのは肉体的にも精神的にも辛い状態でした。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

鍼治療を進めながらの漢方薬局探しは非常に難航していたことが伝わったかと思います。当時は少しでも体調を良くしようとだるい体に鞭打って試行錯誤していた、上手くいかない辛い時期でした。

次回の記事では、T先生のもとで鍼治療を始めて1年後のことをお伝えします。

これからも皆様に少しでも参考になる内容をお伝えできればと思っています。皆様の明日がより良い日になることを願って。

関連記事

⚠️ 免責事項 この記事は筆者の個人的な体験をもとにした情報提供です。病気を良くする方法として鍼灸・漢方という選択肢があることを知っていただくことを目的としており、病院での治療を否定するものではありません。治療方針については必ず医師または専門家にご相談ください。

この記事が役に立ったらシェアしてください

春来のプロフィール画像

この記事を書いた人

春来(はるき)

IT企業SE・30代。うつ病で休職後、鍼灸・漢方との出会いを経て復職。病院以外の選択肢があることを、実体験をもとに発信しています。

プロフィールを見る →