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痛くない鍼灸と漢方を選んだ理由|半信半疑だった入り口

痛くない鍼灸と漢方を選んだ理由|半信半疑だった入り口

春来

私はうつ病と医師に診断され会社を休職しました。そこから痛くない鍼灸治療(脉診流経絡治療)と漢方薬に出会い、自分に合うものを見つけてからは、思った以上に早く体調が回復していきました。

うつ病の治療というと、まず西洋薬(カタカナの名前の薬)を思い浮かべる方が多いと思います。ですが、「西洋薬以外にできることはないだろうか」と探している方もいるのではないでしょうか。

先に、この記事で一番お伝えしたいことを書きます。病気の治療には西洋薬以外にも道はあります。そして、半信半疑のままでも、まず一歩踏み出してみる価値はあります。

この記事では、私がなぜ西洋薬以外の道として痛くない鍼灸と漢方を選んだのか、その入り口の経緯を体験談としてお伝えします。読み終わるころには、西洋薬以外の選択肢に踏み出す勇気が、少し湧いてくるはずです。

なお、脉診流経絡治療(みゃくしんりゅうけいらくちりょう)とは、脈を診て体全体のバランスを整える鍼灸の治療法です。ツボに鍼を当てるだけで、ほとんど痛みを感じないのが特徴です。一般的な鍼灸との違いについては、痛くない鍼灸治療とは|一般的な鍼灸との違いをわかりやすく解説でくわしく説明しています。

なぜ西洋薬以外の道を探したのか

過去にうつ症状で抗不安薬での治療をしていましたが、調子が良くなったと感じたため断薬していました。数年後に再度うつ症状が悪化してうつ病と診断され休職しました。

休職してすぐは、心療内科で抗うつ薬と睡眠薬による治療を受けていました。

ですが私の場合は、西洋薬を飲むと日中ひどく眠くなり、頭がうまく働かない状態が続きました。当時を振り返ると、「このまま一生西洋薬に頼り続けるのだろうか」という不安がいちばん大きかったように思います。

また過去の経験から、西洋薬を続けても治らないのではないかとも思っていました。

そこで医師と相談しながら、西洋薬以外に体を立て直す方法はないかと考えるようになりました。

最初に試したのは、漢方内科で処方してもらった漢方薬です。ところが、これは私の体質には合いませんでした。

休職直後に西洋薬や漢方内科の漢方を試した詳しい経緯は、別の記事に書いています。

ここで補足しておくと、私はこの時点で西洋薬による治療を否定していたわけではありません。あくまで医師と相談しながら、西洋薬以外にもできることを探していった、という流れです。結果的には、回復の経過のなかで西洋薬を手放していくことになりますが、西洋薬の減量や中止は必ず主治医と相談しながら進めるべきものだと考えています。

痛くない鍼灸という選択肢|「刺さない鍼」への半信半疑

実は私には、大学院時代に鍼灸院へ通った経験がありました。とはいえ当時は体に鍼を刺す一般的な鍼治療で、金銭的な理由から2か月ほどで通うのをやめていました。

当時は鍼灸治療はあまり効果を感じられなかったことが通うのをやめる理由でもありました。

休職中は社会人として働いた貯蓄と傷病手当金がありましたので、もう一度鍼治療を試してみようと考えました。実家から一番近い鍼灸院に電話で問い合わせたところ、出てくださった先生(以下、T先生と記載します)が、痛くない鍼灸治療を行う方だったのです。

T先生から「鍼はツボに当てるだけで刺さない」と聞いたとき、正直な気持ちは半分不安・半分期待でした。「刺さない鍼でうつ病が良くなるのだろうか」と思ったのです。

それでも、西洋薬以外の道を探していた私にとっては、試してみる価値のある選択肢に思えました。こうして、半信半疑のまま痛くない鍼灸の世界に踏み出すことになります。

痛くない鍼灸を始めた経緯と、最初の数か月の体調変化はこちらに詳しく書いています。

漢方という選択肢|鍼灸のあとに出会った「本物」

ここで漢方の話に戻ります。

先ほどお伝えしたように、私は最初に漢方内科の漢方薬を試して、合わずに終わっていました。ですが、それで漢方をあきらめたわけではありませんでした。

痛くない鍼灸を続けながら、今度は漢方薬局にも足を運ぶようになります。そして複数の薬局を巡った末に、ようやく自分に合う漢方薬と出会うことができました。

私の体感では、最初の漢方内科の漢方と、最後にたどり着いた漢方薬局の漢方は、まるで別物でした。同じ「漢方」でも、自分に合うものを見つけられるかどうかで、これほど感じ方が変わるのかと驚いたのを覚えています。

漢方薬局を巡った経緯と、自分に合う漢方薬に出会うまでの流れはこちらです。

一発で当たりは引けなかった|本物に出会うまでの回り道

ここまで読んで、「すんなり良い治療に出会えたんだな」と思われたかもしれません。ですが実際は、まったくそうではありませんでした。

鍼灸も漢方も、本当に自分を助けてくれるものに出会うまでには、何度も巡る回り道がありました。

  • 鍼灸は、最初のT先生のところでは途中から頭打ちになり、別のH先生の治療院に変えてから体調が大きく回復しました
  • 漢方も、漢方内科から始まり、複数の薬局を経て、ようやく自分に合う薬局にたどり着きました

正直に言えば、効率の良い道のりではなかったと思います。それでも当時を振り返ると、半信半疑のまま西洋薬以外の一歩を踏み出したこと、そして合うものを探し続けたことが、私にとっては回復の入り口になりました。

治療院や薬局を変えていった経緯は、それぞれの記事に書いています。

西洋薬以外を迷っている方へ

もし今、西洋薬以外の方法を試すか迷っている方がいたら、私の体験からお伝えしたいことがあります。

まず大前提として、自己判断で西洋薬をやめたり通院をやめたりせず、医療機関での治療を続けながら検討してください。私自身も、医師と相談しながら選択肢を広げていきました。

そのうえで、痛くない鍼灸や漢方のような方法は、私にとって体を整える助けになりました。ただし、一度で自分に合うものに出会えるとは限りません。合わなければ別を探す、その繰り返しでした。

それでも、踏み出してみなければ何も始まらなかったのも事実です。半信半疑でも、まず一歩を試してみる価値はあったと、今は感じています。

なかには、漢方や鍼灸に否定的な医師もいるかもしれません。ですが私の経験では、自分がどうしたいのかをきちんと伝えれば、頭ごなしに反対されることばかりではありませんでした。遠慮せず、自分の希望を伝えてみることをおすすめします。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

私が西洋薬以外の道として痛くない鍼灸と漢方を選んだのは、西洋薬の副作用がつらく、一生西洋薬に頼り続ける将来に希望が持てなかったからでした。最初から本物に出会えたわけではなく、合う先生・合う薬局にたどり着くまでには何度も回り道をしました。それでも、半信半疑のまま踏み出した一歩が、私にとっては回復の入り口になりました。

もし今、西洋薬以外の道を試すか迷っているなら、どうか覚えておいてください。道は一つではありません。 一度で合うものに出会えなくても、探し続ければ、自分に合う方法はきっと見つかります。半信半疑のままでも、まずは一歩を踏み出してみてください。

これからも皆様に少しでも参考になる内容をお伝えできればと思っています。皆様の明日がより良い日になることを願って。

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⚠️ 免責事項 この記事は筆者の個人的な体験をもとにした情報提供です。病気を良くする方法として鍼灸・漢方という選択肢があることを知っていただくことを目的としており、病院での治療を否定するものではありません。治療方針については必ず医師または専門家にご相談ください。

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この記事を書いた人

春来(はるき)

IT企業SE・30代。うつ病で休職後、鍼灸・漢方との出会いを経て復職。病院以外の選択肢があることを、実体験をもとに発信しています。

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