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健康にお金をかけるのはもったいない?|予防のほうが結局は安い

健康にお金をかけるのはもったいない?|予防のほうが結局は安い

春来

地元の友人と会ったとき、健康の話になりました。健康診断の結果が気になってきたので、悪くなる前に手を打ちたいと言うのです。

いい考え方だと思いました。とはいえ、「どこも悪くないのに、体にお金をかけるのはもったいない」と感じる方も多いのではないでしょうか。倒れる前の私も、体のためにお金は使っていませんでした。悪くなってからケアするのが当たり前だと思っていたのです。

この記事は、いまは大きな不調はないけれど将来の体が気になる方や、健康診断で気になる結果が出た方に向けて書いています。体調を崩してからかかったお金と、予防にかかるお金を、うつ病で休職した私の実際の数字で比べます。

読み終わるころには、体にお金を使うかどうかを、「もったいないかどうか」ではなく「いつ払うか」で考えられるようになっているはずです。

体調を崩してからかかったお金

ずばり、私は体調を崩してから、毎月およそ6万円を体のために使い続けています。

使っているのは、痛くない鍼灸治療と漢方薬です。どちらも、はじめて聞く方には馴染みがないかもしれないので、先に簡単に説明しておきます。

  • 痛くない鍼灸治療(脉診流経絡治療):鍼を刺さずに、ツボに当てるだけの鍼灸です。脈を診て体全体の状態を確かめ、少ない鍼でバランスを整えていきます。肩こりや腰痛で受ける、鍼を刺す一般的な鍼灸とは別のものです
  • 漢方薬:いくつかの生薬(植物などの天然の成分)を組み合わせた薬です。私が通っている漢方薬局では、薬剤師さんが体質や生活の様子を聞いたうえで、その人に合わせて出してくれます。ドラッグストアで自分で選んで買う漢方薬とは、選び方が違います

詳しくは、こちらの記事で解説しています。

私はうつ病と診断されて、1年4か月、会社を休職しました。休職中は、痛くない鍼灸に2日に1回ほど通っていました。1回4,000円なので、月におよそ15回、6万円ほどです。

復職してからは、痛くない鍼灸に週2回(1回4,500円・月36,000円)、それに漢方薬(月25,000円)が加わりました。こちらも合わせて、月6万円ほどになります。

鍼灸と漢方薬の費用の内訳は、それぞれこちらにまとめています。

出ていくお金が増えただけではありません。入ってくるお金も減りました。休職していた1年4か月のあいだ、収入は傷病手当金で給与のおよそ67%でした。

傷病手当金があったから療養に専念できたのは確かです。それでも、体調を崩すと、出ていくお金が増えるだけでなく、入ってくるお金も減るのだと、倒れてから知りました。

予防なら、月1回・4,500円

一方で、予防にかかるお金はどうでしょうか。

私が通っている鍼灸の先生によると、東洋医学では、健康な人が通う頻度は月1回くらいが目安だそうです。私の通っている治療院なら、1回4,500円です。

倒れる前に月1回通っていたらどうなっていたかは、わかりません。ただ、値段だけを比べると、いま払っている月6万円の、1/10以下です。

私の場合、体調が崩れそうなときは、先生が脈で先に気づいて治療してくれます。自分ではまだ気づいていない疲れを、先に教えてもらえるのです。そのおかげか、復職してから大きく体調を崩さずに済んでいます。

体調を崩してから払うか、崩す前に払うか。同じ「体にお金を使う」でも、いつ払うかで金額がまったく違うというのが、私の実感です。

なお、血液検査や画像検査など、病院でしか調べられないこともあります。健康診断で気になる結果が出たときは、医療機関にも相談してください。

私の金額は、基準ではありません

ここまで、月6万円という数字を出してきました。ただ、これは体調を崩してしまっていた私の場合の金額です。体調が悪い方がみな、これだけ払わなければいけないわけではありません。

  • 鍼灸の頻度は、体調で変わります。体調が悪いうちは多めになり、安定してくると減っていきます。頻度は先生が体調を診て目安を教えてくれます
  • 漢方薬は、予算に合わせて調整してもらえることがあります。漢方薬局によっては、予算を伝えれば、それに合わせて漢方薬を調整してくれます

金額だけを見て、あきらめないでください。鍼灸の先生や薬局の先生に相談してみてください。最適なプランを立ててくれるはずです。

今日からできること

体のためにお金を使ったことがない方に、私が勧めるなら次の2つです。どちらか1つから始めれば構いません。

  • 月1回、痛くない鍼灸に行ってみる:私の通っている治療院なら1回4,500円です。月1回は、先生から聞いた、健康な人が通う頻度の目安です
  • 体質に合わせた漢方薬を、漢方薬局で相談してみる:予算を伝えれば、それに合わせてくれる薬局もあります

まずは1回、話を聞きに行くだけでも構いません。

痛くない鍼灸は、近所の鍼灸院ならどこでも受けられるわけではありません。治療院や薬局の探し方は、こちらに書いています。

何から始めればいいか迷ったら、こちらにまとめています。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

・体調を崩してからかかったもの
 私の場合、1年4か月の休職と、月およそ6万円の治療費。休職中の収入は、傷病手当金で給与のおよそ67%でした。

・予防にかかるもの
 先生から聞いた、健康な人が痛くない鍼灸に通う目安は月1回。私の通う治療院なら1回4,500円で、いまの私の月6万円の1/10以下です。

・私の金額は基準ではない
 鍼灸の頻度は体調で変わり、漢方薬は予算に合わせて調整してくれる薬局もあります。

・今日からできること
 月1回の痛くない鍼灸か、体質に合わせた漢方薬の相談。どちらか1つから始めれば構いません。

同じ体にお金を使うのでも、値段だけを比べれば、元気なうちのほうがずっと安く済みます。倒れてからそれを知った私だからこそ、いまのうちに一度考えてみてほしいと思っています。

これからも皆様に少しでも参考になる内容をお伝えできればと思っています。皆様の明日がより良い日になることを願って。

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⚠️ 免責事項 この記事は筆者の個人的な体験をもとにした情報提供です。病気を良くする方法として鍼灸・漢方という選択肢があることを知っていただくことを目的としており、病院での治療を否定するものではありません。治療方針については必ず医師または専門家にご相談ください。

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この記事を書いた人

春来(はるき)

IT企業SE・30代。うつ病で休職後、鍼灸・漢方との出会いを経て復職。病院以外の選択肢があることを、実体験をもとに発信しています。

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